このbotはSlack上で稼働し、「Processingのスケッチを代行して画像化もしくはGIF化しチャンネルに出力する」ということを目的にPython3で書かれたものです。 processing-java、Pyhon3が実行できる環境である必要があります。
bashが使用できる前提で進めていきます。
- Python3.7.4 (3.x~ならおそらく動きます)
- Processing (processing-javaのインストールに必要です)
Processingを起動して「ツール」>「"processing-java"のインストール」をクリックしprocessing-javaをインストールしてください
$ which processing-java # パスが帰ってきたらインストール済
$ pip list # インストール済のライブラリの確認
# リストに無ければ各ライブラリをインストール
$ pip install slackbot
$ pip install Pillow
はじめにgit clone https://github.com/kota-shiokara/processing-slackbot.git
でこのリポジトリをクローンしてください。
botの作成を行います。こちらのページからbotを作成します。
APIトークンの取得を行い、設定を保存してください。トークンを忘れた場合はhttps://<ワークスペースのURL>/apps
のページからボットインテグレーションを探してください。
processing-slackbotフォルダにslackbot_settings.py
を作成してください。その後slackbot_settings.py
に以下のように書いていきます。
slackbot_settings.py:
API_TOKEN = "<your-api-token>"
PLUGINS = ['plugins']
下記のような構造であれば進めて構いません。
processing-slackbot # プログラムをまとめる<任意の文字列>ディレクトリ
├─ run.py # bot起動のためのメインファイル
├─ slackbot_settings.py # botに関する設定を書くファイル
└─ plugins # botの機能はこのディレクトリに追加する
├─ __init__.py # 空で置いておくモジュールを示すためのファイル
└─ func.py # 機能を書くファイル
尚、botが動く時にsketch
フォルダ及びsketch.pde
ファイルが生成されますが、気にしないでください。
botの起動のためrun.py
をbashで叩いて走らせます。
$ python3 run.py
その後、slack側でbotが入ってるチャンネルに!output --<pngもしくはgif>
を1行目につけてprocessingのコードを投稿してください。
- pngの例
- gifの例
- kota-shiokara
- Email: [email protected]
- Twitter: @shiokara_create